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馬虹師父に指導を仰ぐ筆者
    

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仰之則彌高、俯之則彌深
ごぶさたしてます、裏山です。

さて、今回のタイトルは、

「之を仰げば則ちますます高く、
 之に俯いては則ちますます深く」


と読み下します。

王宗岳が書いたと言われる太極拳論の一説です。


ちなみに、この後

「進之則愈長、退之則愈促」


と続き、

「之に進みてはますます長く、
 之に退きてはますます促す」


と読み下します。

これは、太極拳の重要な戦略の一つである、

「相手の動きに付き従う」

ということを表現したものです。


       推手を考えてみましょう。

まず相手が押してきた場合、上に向かった力が強いとすると、
こちらはそれを、どんどん上に行きやすいように「手伝って」あげます。

いいですか、「手伝う」のです。

けして、行きたくないところに行かせようとしてはいけません。

「ダメ!」と言われると反発したいのが人情という物。

「こっちに来ないで!」とか、

「あっちに行って!」とやっていると、

相手はどんどん反発してきます。
だから、行きたい方に行きやすいようにお手伝いしてやるのです。

やりたいようにやらせてもらっている間、
相手は反撃しようなんて思いもしません。
むしろ、

「お、押せてる、このまま押し込んでやれ〜」

くらいのことは思います。

頭で考えてなくても、身体はそう反応します。

僕がそうでしたから、間違いないはずです。(笑)

つまり、

「相手(之)を仰ぎ見たら、どんどん高くしていってやる」

のです。

後の三つの文章も簡単ですね。

相手が下を押せば下に、

相手が進んでくれば下がり(相対的な距離を保つ)、

相手が下がればその勢いを手伝ってやる。

まあ、実際にこれらを体現するのは、
なかなか簡単なことではありませんが・・・。

これで、また少し、推手が興味深く、
意義ある物にかわるんじゃないでしょうか?
| motoaki | 拳論〜ちょっとまじめな太極拳解説 | comments(0) | - |

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