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馬虹師父に指導を仰ぐ筆者
    

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馬虹師父と僕〜邂逅 篇〜
裏山です。

馬虹師父の著作「陳式太極拳体用図解」の拳論部分がようやっと翻訳できました。
といっても、套路の紹介・解説がメインになるこの本の、最初の30ページなんですが・・・

ここからは、ひたすら套路の分解説明と用法が始まります。
なんとか夏にはめどを立てるべくがんばってるので、こうご期待!!
(また、自分で追い込んでる・・・)

さてさて、今日は馬虹師父との出会いについて書いてみたいと思います。

そもそも、なんで僕が馬虹師父を知ったかというと、当時ついていた張偉一老師が、日本に戻っていた僕に「陳式太極拳技撃法」(馬虹 著)を送って下さったのがきっかけです。

       張老師は、陳式もやりますが、本来は呉式の方で、王培生大師の弟子です。
僕が帰国して何年かしてからは、もうほとんど陳式はやらず、もっぱら呉式を練っておられたようです。

ただ、僕は呉式をやることはなく、ひたすら陳式好きだったので、老師も今後のことを案じてくれたのかもしれません。

張老師と馬虹師父は友達だった、というのもあるかもしれません。

とにもかくにも、民間武術家の行動としては異例でしょう。
どちらかというと、「うちの門派 最強!!」みたいなのが多い民間武術家で(偏見か?)、他の先生を紹介できるというは、やはり度量が広いと言えるでしょう。

とはいえ、日本にいる以上何もできなかったし、「これ読んで勉強し」といわれても、「へえ、すごいなー。陳式ってこんな風に使うんだー」なんて言う、

3歳児並みの感想

しかもてませんでした。

しかし、巻頭の数点の写真と、本文中の豊富な図と解説には目を見張るものがあります。

何度も読み返すうち、僕の中で、

「この先生にお会いしたい!」

という思いが強くなってきました。

しかし、諸事情あって、中国にはほとんど行けない状態。

会えないと思いは募りばかり・・・

こりゃほとんど恋ですな。

どうにかこうにか、彼女の協力を全面的に得、2004年実に数年ぶりの訪中がかないました。

その直前に、張老師に日程を伝える電話で、

「できれば、今回馬虹先生にお会いしたいんですが・・・」

といっておきました。

もちろん、失礼だとは思ったのですが、

もうこの想いは止められません!!

ただ、その時は石家庄が北京からどれだけ離れているのか知りませんでした。
(地図で調べると言うことすらしてなかった・・・)

行くと決まってからはあっという間に訪中の日が来ました。

北京について、師範大に宿を取ると、張老師と王建華老師に挨拶に行きました。

王老師に

「石家庄って遠いんですか?」

と聞くと、

「電車で3時間くらいかな」


は!?


しまった!

北京郊外くらいのイメージしか持ってなかった!!

それじゃあ全然

別の街じゃん!!(当たり前)





ま、いいか、お会いできれば。




てな訳で、打ち合わせに来て下さった張老師が、馬虹師父に電話をして都合を聞いてくれました。

そこからはトントン拍子、というか張老師の、端から見ていてはらはらするような交渉で、翌日とっとと石家庄へ。

留学中も、電車に乗ることはほとんどありませんでした。
武術を学ぶのが目的だったので、休みを取らないと行けないような旅行はいっさいせず、観光なんてものとは無縁な生活を送ってましたので。

そんなわけで、3時間近い車中は最初慣れませんでした。
もちろん、ハードシートと、無駄に直角の背もたれにくつろぐことができなかった、というのが一番の理由ですが。

石家庄に着き、馬虹師父の顔が利くホテルに宿を取ると、さっそく張老師が馬虹師父に連絡を入れます。

すぐにでも会いに行きたい僕に、

「来てくれるって」

と張老師。

え!?

ここに?

わざわざ?
近いとはいえ、それは申し訳ない気がしました。

ただ、すぐに、ではないとのことなので、ひとまず両替に出るため、一人でホテルを出ました。

目の前の銀行で両替できず、さんざんかけずり回ってやっと両替終了。
けっこう時間くったなあ、などと慌ててホテルに戻りました。

さあ、後は待つばかり、と意気込んでドアを開けると・・・


!!!!


いらっしゃてる(汗汗;;

憧れた馬虹師父が目の前に!

そして、待たせてた(泣
伝統を守る人の武骨さと、自信に溢れたお顔。

言葉が出ませんでした。

お待たせしたことへの申し訳なさと、お会いできたことへの興奮で、何を話していいのか、それまで考えていたことも全て飛びそうになりました。


てな訳で、落ち着きを取り戻すために次回に続く。
| motoaki | 閑話〜まあ雑記みたいなもんです | comments(0) | trackbacks(0) |

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