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馬虹師父に指導を仰ぐ筆者
    

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太極拳と筋力トレーニング
裏山です。

さて、今回のタイトル、
ちょっと変わった組み合わせだな、と思った方もいるのでは
ないでしょうか?

実は太極拳にも立派に筋力トレーニングがあるのです!

でも、ほとんどの人は教室で習ったことが
ないのではないでしょうか?

       太極拳と聞くと、

中国のおじいさん・おばあさんがやっているもの

柔らかくてゆっくりしてて、力のない私でもできそう楽しい

というイメージが、一般的ではないかと思います。

もちろん、もう学んでいる方は、
意外としんどい
ということを、身をもって知っていると思います。

それでも、このタイトルには違和感があるのではないでしょうか?

筋力トレーニングというと、
筋肉ムキムキになりたいような人が、
鉄アレイやらバーベルやらを持ち上げてる感じがします。

僕ももともと、

体力はつけたい、けれどしんどいのは嫌

という、わがままな欲求を満たしてくれるかも、
という淡い期待に胸躍らせて
中国武術の世界に飛び込みました。

そこには、
漫画のように気で人をとばしてしまう人や、
よぼよぼのおじいさんが、筋肉ムキムキな悪漢をやっつける、
といった、

致命的に頭の悪さをさらけ出した

幻想がありました。

(一言付け加えておくと、
 気で人をとばす人にはあったことはありませんが、
 小指一本で、全力で持ち上げようとする拳を押さえつける
 寝覚めの悪くなるようなおじいさんにはお会いしたことがあります。
 しかも二人も・・・冷や汗

僕の場合、
いきなり太極拳から入ったのではなく、
長拳から始め、
刀やら剣、槍やら棍なんかを振り回してるうちに体力は
ついてしまいました。

武術にどっぷりはまり、
留学までしてしまい、
今にいたって、人生をかけるに値する、
馬虹師父の陳式太極拳に出会ったのですが、
馬虹師父の伝える太極拳には、
立派に筋トレがあります。

僕が今毎日行っているのは、そのうちの二種類です。

一つ目は、鉄アレイを持って、
纏絲を行いながら雲手の要領で、両手を回していく、
というもの。

これは、肘や肩を正しく使ってないと、
あっという間にばてます。
さらに、全行程をゆっくり行うパターンと、
手を張り出すときに勢いよく発するパターンがあります。

これをだいたい左右合わせて40回を1セットとし、
何回か繰り返します。

続けて、二つ目。

弓[足登]歩(きゅうとうほ)になり、
両手に一つずつ鉄アレイを持ちます。
腕をややゆるめ気味に胸の高さに挙げ、
そこから下に弧を描いて丹田の前まで引き下ろします。
その後、そのまま上に脇の高さまで持ち上げ、
前方斜め上方に向かって、両方同時に突き上げます。
体は、沈みながら、後方へ張り出します。

これを10回1セット、弓[足登]歩の向きを左右変えて、
何回か繰り返します。

足腰の鍛錬、身法、発力のタイミングなど、
いろいろな面で多くの気づきを得られる練習です。

馬虹師父の師である陳照奎先生はこうおっしゃったそうです。

「技が三に、力が七」

「どんなに優れた技術も、それを使う力がなければ意味がない」

と。

すぐに練習に取り入れることは不可能でしょうが、
太極拳もこんな練習をするんだびっくり
と知っておくと、
これからの練習も中身が変わってくるのではないでしょうか?
| motoaki | 閑話〜まあ雑記みたいなもんです | comments(2) | trackbacks(0) |

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toorisugari (2015/09/07 10:41 PM)
はじめまして

「太極拳 筋トレ」でこちらのブログにたどり着きました。大変勉強になりました。

私は、楊名時の健康太極拳ですがはじめて3年になります。のんびりやってればいいと思ったいたのですが、いろいろ欲も出てきて筋力不足を感じており、なにかよい方法はないかと探しているところでした。
鉄アレイをもってのトレーニングとの殊ですが、裏山様でどれくらいの重さの鉄アレイを持ってのトレーニングなのでしょうか、お教えいただけると幸いです.よろしくお願いいたします。
裏山 (2015/09/08 6:33 PM)
はじめまして。
こんな古い記事に感想をいただけ、恐縮至極です。

さて、使用している鉄アレイの重さですが、手元にあったものを適当に使っていたので、正確ではないですが、5Kgのものだったと思います。
ただ、やみくもに重いものを使えばいいわけでもないと思います。それで逆に体を壊しても本末転倒ですので。
また、うちの太極球の代わりにメディシンボールを使うのもよいかもしれません。
いずれにしても、各門派で、補助功があると思いますので、ご自身の指導者に聞かれてみるのもいいかもしれません。









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