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馬虹師父に指導を仰ぐ筆者
    

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<< シュワイショウ | main | 広島県武術太極拳選手権大会2006 >>
拳者、権也
裏山です。

今回の拳論のテーマは、

拳者、権也(拳は、権なり)」

です。

これは、有名な陳金(※)の言葉で、
「太極拳推原解」の中で述べられています。

「権」は「権衡」の意味で、古代では秤をこう呼びました。
つまり、

「拳」は「秤である」

ということですね。

え、なんのこっちゃわからない??

じゃあ、もう少しつっこんで話しましょう。

       そのためには、この後に続く文章も見る必要があります。

この後には…

「所以権物而知其軽重者也、然其理実根乎太極、而其用不遺乎両拳。」

と続いています。

「すなわち(拳とは)、物をはかってその軽重を知るものであり、
 しかるに、その理はまことに太極に根ざしており、
 用いるに当たっては両手をもてあますことがない。」

というような意味あいです。

太極とは、もうご存じの通り、陰陽のバランスで成り立っています。
それを秤に見立てたんですね。

一方があがれば一方が下がる、バランスがとれれば、水平になる。
どちらかの皿(ていうんですかね、あれ?)だけを無駄にすることがない。

 なかなかうまく表現していると思いますグッド

 もちろん太極拳でいうバランスは、自分の体だけのことでなく、相手との関わりの中でのバランスも指しています。

 つまり、相手が押せば引き、引けばついて行く。
 馬虹師父の先生である陳照奎先生はこれを、

 「来るものは歓迎し、去るものは歓送する」

 といわれたそうです。

 相手の虚実を見極め、それに応じて自分も変化する。
 まさに、

 「動急則急応、動緩則緩随、随曲就伸」
 (速い動きには素早く応じ、ゆっくりした動きにはゆっくり随う。曲がるに随って伸びていく。)

 です。

 そんな諸々のことを一言で言い表したのが、今回の表題です。

 太極拳の達人たちの書いた(もしくは口述した)言葉には、僕ら凡人が学ぶべき点がたくさんありますね。

※陳金の金は、正確には、金という字が三つ重なってできたものです。(轟←みたいな感じに)
| motoaki | 工房顛末記〜店長日記 | comments(1) | trackbacks(0) |

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BlogPetのたいちー (2006/03/04 9:02 AM)
きょうはmotoakiは解するはずだったみたい。









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